「なんでうちの子は勉強しないんだろう」
いつまで経ってもゲームしたりYoutube見てばかりで全然勉強しない。
言いたくないけどついつい「勉強しなさい!」と言ってしまう。。
どうやったらうちの子の勉強嫌いが治るのか悩んでいるに、勉強が嫌いになる理由と自分から勉強する子供の親がやっている簡単な“ある行動”を紹介していきます。
勉強嫌いになる3つの理由

勉強が全然わからない
1番多い理由は、やはりこれではないでしょうか。
ちょっと頑張れば出来るものなら楽しくできるのでしょうが、
「なにから手を付けていいかわからない」状態だとずっとわからないまま考えてイライラしてしまい楽しくありません。
好き好んで出来ない事をする子は少ないですし、皆さんも高校のころ数学や物理がどうしてもわからなくて嫌いになった経験があるのではないでしょうか。
無理な計画を立ててしまい途中でやる気をなくす
2つ目が一時のやる気に頼って計画を立ててしまい、後で上手くいかなくなってやめてしまうということです。
これを繰り返すと、「勉強=この前予定通りにできなかったこと」というイメージが刷り込まれてしまい、計画どころかそもそもの勉強自体が嫌になってしまいます。
勉強しても成績が上がらないから楽しくない
大人でもそうですが、頑張ったからには成果や結果が欲しいですよね。
ましてや、大人と違って現在を全力で生きている子供たちにとっては、直近のテストなどで頑張ったのに成果がでないと、「頑張ったのにできない。やっぱり勉強は楽しくない」と思ってしまいがちです。
もちろん、テストの結果が全てではありませんが、子供にとっては点数というわかりやすい判断基準で結果を出すということが勉強嫌いを治すには必要です。
【要注意】子供が勉強嫌いになる親の習慣
気を付けていただきたいのが、上記の理由以外にも、親の行動が原因で勉強が嫌いになってしまう子が大勢いるということです。
ついつい勉強しなさいと怒ってしまう
そもそも勉強嫌いな子は勉強にどんな気持ちを抱いているのでしょうか?
「難しい」「楽しくない」「やりたくない」
こんな気持ちでいるところに、ただただ「勉強しなさい!」と言われてもやる気がなくなる一方です。
しかも、親としては「あなたのために言ってあげてる」という思いが強いため、結果として正論で相手を怒ることになってしまいます。
自分が嫌なことを、あなたのためだからといって強制されるのは誰だって気持ちの良いものではありません。
皆さんも子供の頃、親に勉強しなさいと言われて、勉強しようと思っていたのにやる気がなくなった。という経験があるのではないでしょうか。
言わないと勉強しないときはどうすればいいのか
かといって、言わないと勉強しない!という意見ももちろんあると思います。
そんなときはまず、あなた自身が勉強している姿を子供に見せてあげてください。
もしくは、同じ目標を立ててお子さんと一緒に勉強してみて下さい。
1日30分はテレビもスマホも禁止で勉強するから、お子さんにもテレビをつけないように協力をお願いするのも一つの手です。
そうすれば強制せずとも親が集中して勉強しているのを見て、なんとなく居心地が悪くなり自分も勉強しようかなという気になってくれたりします。
最初はこんな消極的な理由であっても、習慣的に勉強を続けることで勉強対する抵抗感が減っていき、勉強量も増えることで解ける問題も増えて苦手意識が消えていきます。
ただし、このとき自分の勉強に集中しすぎるのではなく、お子さんが解けなくて悩んでいる問題があったら頃合いをみてアドバイスしてあげる等の配慮も必要です。
勉強が嫌いという気持ちをなくす方法

達成感を味わう
人間には誰しも「自己効力感」というものを求めます。
簡単に言えば、「自分はできる」と自他ともに思うことが快感に繋がるというものです。
マラソンでゴールしたときのように、何かを成し遂げたときの達成感は気持ちいいですよね。
勉強も同じで、続けるためにはこの達成感が必要です。
そのためにも、まずは目標を立ててそれを親子で共有してみてください。
小さなことから達成感を味わうことで勉強に対する苦手意識が、目標を達成したいという意識と置き換わり、勉強嫌いを治すことができます。
とにかく褒める
さっきの達成感でもありましたが、周りに認められることは誰しも気持ちいいことです。
子供にとっては両親に褒められる・認められるということはとても誇らしく自分に自信を持つ原動力になります。
テストで点数が良かったら褒めてあげるのではなく、勉強が嫌いな子にはまず、今日はたくさん勉強したから誉めてあげる、自分から勉強しようとしたら褒めてあげるということも大事です。
もちろん、やりすぎは禁物ですが、努力に対して褒めてあげるということは大人になってもいろんなことに対して努力する習慣をつけることにも役立ちます。
勉強嫌いを治すためには
まずは「勉強は嫌なこと」という意識から「勉強って意外と面白いな」と思ってもらうことが大切です。
そして勉強嫌いの子にとってそれを自分一人の力で行うことは非常に困難です。
「勉強しなさい!」と言わなくていいようにするためには、親の協力も必要ですし、なによりお手本を見せてあげることが必要です。
子供が自主的に勉強するようになるよう、まずは自分から勉強を始めてみましょう!