キャリア

【人間関係に疲れた】気持ちを楽に生きるための戦略的処世術

「人間関係に疲れた…」と思って毎日を生きていませんか?

会社に行けば嫌でも人と関わりますし、同じ部署に苦手な人がいると毎日出社するのも辛いですよね。
「あの人が部署を異動になったら会社に行くのがどれだけ楽になるか」なんて思って働いている人も多いと思います。

この記事は、人間関係が原因で疲れているあなたが毎日を少しでも楽しく生きていけるようになるための処世術について紹介していきます。

特に、
・人間関係が原因で毎日逃げ出したくても逃げ出せない毎日を送っている方
・嫌な上司がいるけど、どうしたらいいのかわからない方
・会社の人が好きになれず何となくモヤモヤしたまま仕事をしている方
におすすめです。

また、うつ病で転職した同僚から「このアドバイスのおかげで今の職場は辛くなくなったよ!」と言ってもらえた【人間関係のストレスを減らし、困ったときに周りの人が自分の味方になってくれる処世術】についても記事の後半で紹介していきます。

人間関係に疲れたときの戦略的処世術

人間関係の悩みはいくつになっても付きまとう


「なんで自分だけ人間関係でこんなに疲れているんだろう」なんて思ったことありませんか?

でも世の中全体で見ると、人間関係で強いストレスを感じいる社会人は1200万人もおり働く人の約5人に1人が人間関係が原因で強く悩んでいるということになります。
参考文献:『厚生労働省』平成29年労働安全衛生調査(実態調査)労働者調査
『統計省統計局』労働力調査(基本集計)2019年9月分結果

人間関係に関する悩みは全世代共通の悩みとなっており、人が集まれば集まるほどいろんな価値観や考え方が増えるので、人間関係は複雑になります。
多くの人と関わらなければならない社会人に人間関係の悩みが多いのは必然なのかもしれません。

こんな症状の人は要注意

・急に泣きそうになることがある
・最近心から笑うことが減った
・休日は何も考えられずボーっとしてたら1日が過ぎる
・どうすればいいのかわからず漠然とした不安に押しつぶされそうになる
・毎朝会社に行くとお腹が痛くなる

人間関係でストレスを感じている人に注意して欲しいのが上の症状です。
うつ病で退職した友人が、あの頃はこんな感じだったと言っていたことを書き出していますので、もし当てはまる項目が多い場合は手遅れになる前に一度病院に行って医師に相談することをお勧めします。

人間関係で疲れたときの対処法

・自分の時間をしっかりとる
・行きたくない飲み会や付き合いには勇気を出して参加しない
・会社の人と距離を置く
・見栄を張らずにありのままの自分でいいやと思う
・他人は他人、自分は自分であることを思い出す
・思い切って異動届けを出して環境を変えてみる
・意思表示をはっきりする
・会社以外に心が休まるコミュニティを作る

大まかにですが、よく言われている人間で疲れたときの対処法を挙げています。
人間関係の悩みは大きく分けると、「価値観の違い」「上下関係」に分けられ、苦手な人との関係を思い切って切れるといいのですが、相手が職場の人だと中々そうはいきませんよね。

ただし、人間的に合う合わないは絶対にあるので無理に仲良くしようとしても逆効果になってしまうこともあります。
むしろ「自分はこの人が苦手だ」ということを認めたうえで、どうすればその人と関わる機会を極力減らせるのかを考えた方がストレスが少なくて済む場合も多いです。

とはいえ、ストレスを減らすためにストレスのかかる対策をとる必要はないので、代表的な対処法の中でも自分がストレスを感じずに出来そうなことから取り入れてみて下さい。

上手に生きるための処世術


私が上手に生きていくために意識しているのは、「基本は笑顔で対応する」会社の人の悪口を同じ会社の人には言わない」の2つです。

1つずつ理由を説明していきますね。

基本的に笑顔でいることによるメリット

人間というのは不思議なもので、自分が相手から受けたことは同じように相手に返そうと思うようにできています

例えば、何か自分にとって嬉しいことをしてもらったら、次は相手に何かお返ししようという気になりますよね。

日常の態度も同じで、相手に対して敵対心を見せずに愛嬌を持って接することで相手もあなたに対して過度な敵対心を抱かずに接してくれることが多くなります。

ただし注意点として、相手によってはどれだけこっちが良くしてあげても、ずっと高圧的であったり、あからさまに敵対してきたりすることもあります。

そんなときは次に紹介する2つ目の対策が自分を守ってくれます。

会社の人の悪口を同じ会社の人に言ってはいけない

これは結構重要なのですが、あなたは現在会社の人の悪口を同僚や先輩・後輩に言ってたりしませんか?

もしその場合は、明日から悪口を言うのは控えた方がいいです。

これは、悪口は良くないから言ったらだめだというわけではなく、戦略的に自分を守るためには会社の人の悪口は控えた方がいいという理由からです。
なので、地元の友達や同級生に愚痴るのは全然オッケーです(笑)

なぜ、会社の人の悪口を会社の人に言うべきではないのには2つ理由があります。

変に脚色されて本人の耳に入る可能性が高い

1つめの理由としては、勝手に話が盛られて最悪の場合、自分の知らないところで本人の耳に入ることがあるからです。

この場合、弁解しても言い訳にしか聞こえませんし相手の印象も相当悪くなるため、これで一度人間関係にヒビが入った場合、挽回するのが非常に難しくなってしまいます。

会社に噂好きの人が多かったり、上司や同僚に悪口が好きな人が多い場合は特に要注意です。

普段悪口を言わない人が言った悪口は説得力が増す

2つ目が重要なのですが、悪口の説得力を増すためにも普段から悪口は控えておいた方がいいです。

原理としては、普段怒らない人怒ると怖いというのと同じです。

大体の場合は誰かが悪口を言っても、皆内心では両方に原因があるだろうと思っているものです。
しかし、普段悪口を言わない人が言った悪口は、「あの人が悪口を言うなんてよっぽどだな。相手は相当やばいやつなんだな」と自分にとって都合がいい方向で解釈してくれることが多くなります。

こうなるとしめたもので、何かあったときに普段悪口を言わないあの人が言うぐらいだったんだから、どうせあいつが悪いんだろう」と状況をよく知らなくても自分に味方してくれる人が増えます。

戦略的に上手く立ち回るためにも、同じ会社の人の悪口を同じ会社の人に愚痴ることは避けた方が良いです。

しんどいうときは転職もあり


いろいろ試してみたけど人間関係が好転しない。
打開策が見つからない。という場合は思い切って環境を変えてしまうのも有効な手です。

日本の会社でよく見られる光景として、会社の理念に共感する人を集めたら似たような人ばかり集まったということがあります。

職場で自分と合わない人がたくさんいる場合は、会社がそういう人を優先的に採用している可能性もあるので、合わないと分かった時点で自分にある職場に環境を変えてしまった方がいいことも多いです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
人間関係に疲れたと感じたら、自分に合った方法で少しでも楽に働ける環境になるよう動いてみることが肝心です。

ただし、どうしても合わない人というのは絶対に存在するので、どうしても無理な場合は自分が病気になってしまう前に逃げ出しましょう。

嫌な相手のためにあなたが苦しんであげる必要はありません。

今回紹介した対処法はどれも意識一つで簡単にできるものなので、辛い現状を変えたいと思ったら、ぜひやりやすいものから試してみてくださいね!

皆さんの人間関係への疲れが少しでも減ることを祈っています。