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【不都合な真実】満員電車は寿命を奪う【消耗しないための対策を紹介】

満員電車って乗るだけで消耗しますよね。
満員電車に乗ると会社に着く前からうんざりするので、私も極力満員電車は避けるようにしています。

実際、人間にはパーソナルスペースと呼ばれる自分だけの縄張りがあり、友人だったとしても自分から45cm以内の距離に入られると不快感を感じると言われています。

それが満員電車では、それよりも近い距離に話したこともない他人が入ってくため、当然多大な不快感とストレスが発生します。

これが我慢して済むものであればまだいいのですが、実はこの満員電車のストレスは不快感に加えて、少しずつ私たちの寿命を縮めていくことが明らかになっています。

そこで今回は、満員電車に潜むストレスの恐ろしさと、少しでもストレスを軽減するための有効な3つの対策について紹介していきます。

満員電車が健康に与える恐ろしい事実

満員電車のストレスは戦闘機に乗るストレスを上回る!?

あるイギリスの心理学者が発表した研究によると、通勤ラッシュ時の満員電車に乗ったストレスは、「臨戦態勢に入った戦闘機のパイロット隊員よりも高い」とされています。

臨戦態勢に入ったパイロットよりもストレスがかかるって、満員電車ってどうなってるんだ。。って気になりますよね。

そりゃ会社に着く前に疲れ切るわけだと納得した方もいらっしゃると思います。

自分ではどうしようもないということが深いストレスを生み出す。

では、なぜ満員電車のストレスはそこまで大きいのでしょうか?

実は、先程の研究を発表したDavid Lewisはその理由まで考察しており、
「機動隊員や戦闘機のパイロットは、目前の出来事によって引き起こされるストレスに対して何らかの対応がとれる。一方で、特に電車を使って通勤するサラリーマンは何の対策も打てない。両者の違いはそこにある」と答えています。

また、動物実験の段階ではありますが、自分ではどうすることも出来ない回避不能なストレスを受け続けると、脳の機能が縮小しストレスから逃れようとする気力すら失い、うつ病に類似した症状を示すことも知られています(学習性無力感)。

満員電車の通勤ストレスは寿命を縮める

満員電車のストレスで最も恐ろしいことの1つに、寿命を縮めるということがあります。
7 Reasons Why Your Daily Commute Is Slowly Killing Youという記事で紹介されているのですが、満員電車に乗ることで様々なストレス物質が分泌されで寿命が短くなることがわかっています。

ただでさえ乗るのが嫌な満員電車に乗って、毎日少しずつ寿命まで削られていると知ると、仕事に行く気なんてなくしてしまいますよね。。

満員電車のストレスを軽減させる2つの対策

通勤時間を早める

ありきたりな方法ですが、満員電車を割ける対策として、混雑する時間を避けるという方法があります。

通勤時間を早めると朝の起床時間も早くなりますし、電車が混んでいなければ通勤時間に座って勉強したりニュースを読んだりも出来ます。

また、早めに行ってカフェで勉強してから出社したりと今まで使えていなかった時間を有効活用できるといったメリットがあります。

ただし、出社時はこれが出来ても、帰宅時に関してはその日の仕事量で退社時間も変わってくるので、どうしても満員電車に乗ってストレスにさらされるしかなくなります。

そこで、次に時間に関係なく満員電車のストレスを軽減する抜本的な方法を紹介していきます。

満員電車に乗る理由を見つける


前述の学習性無力感でもありましたが、私たちは自分ではどうすることも出来ないストレスに対して、より不快感を覚えます。

どうしようもないからこそストレスを受け入れるしかないという諦めや絶望感が心身に悪影響を及ぼし、寿命さえも縮めてしまうのです。

では、この避けることのできないストレスは黙って受け入れるしかないのでしょうか。

そんなことはありません。
実は、あなたの満員電車に対する認識を1つ変えるだけで、満員電車に乗るストレスを軽減することができます。

満員電車は自分で選んで乗っているのだと認識を変える

この学習性無力感を解消するために有効な方法として、自分で選んで選択したという納得感を持つことが挙げられます。

下記に満員電車に対する良い捉え方と悪い捉え方を上げます。
×満員電車の場合は、ただ会社に行くために仕方なく乗っている
〇やりたい仕事、やりたいことがあるから満員電車に乗って目的地に向かっている

両社の違いがわかるでしょうか?

前者は諦めてどうしようもないから満員電車に乗っているのに対し、後者は何か目的があり、それを実現するための過程として満員電車に乗ることを認めているという違いがあります。

自分ではどうしようもないストレスとして感じる前者に対し、目的のために自分で満員電車という面倒を自分で選択しているという自分ゴト化できる後者の方が圧倒的にストレスが少なくなります。

ただ、これは仕事に対してモチベーションが相当高かったり、何かやりたいことがある方でないときついです。

やりたいことの見つけ方については下記の【人生の目標がないなら】人生の本当の目的を見つける5つの質問を参考にしてみて下さい。

【人生の目標がないなら】人生の本当の目的を見つける5つの質問人生の目標がない。 特にやる気もないまま、何となく毎日を生きている。 人生の目標がないと、惰性で毎日を過ごしてしまい気づいた...

「満員電車に乗りたいから転職」はやめた方が良い理由


満員電車に乗るのが嫌だから転職します。というのはやめた方がいいです。

というのも、辞めたいと思う理由の1番の要因が満員電車ということは、ほとんどないからです。

自分で自覚していないだけで、本当は社内の人間が嫌だったり、仕事内容が単純につまらないという可能性の方が大きいです。

その理由を明確にすることなく、満員電車が嫌だからという理由で転職をしてしまうと、転職先でも通勤や土地が嫌だからまた転職したいと逃げの転職を続けることになってしまいます。

転職自体を否定したりする気は全くないので、転職して新たなフィールドに挑戦すること自体には大賛成なのですが、あくまでも転職は自分の得意なこと、自分の才能が活かせることをベースに選んだ方がいいです。

【後悔しないために】仕事はやりがいよりも得意なことで選ぶべき3つの理由仕事は「やりがい」と「得意なこと」どっちを優先して選べばいいんだろう。 就活や転職など仕事に関して悩んだ時に必ずぶつかる悩みだと思いま...

大事なのは自分の幸福度と納得感

満員電車に乗るストレスと、そのストレスが与える悪意強について解説してきましたが、共通していえる1番の対策は、自分の中でどこまで納得できるかです。

周りに決められて、他にどうしようもないから、などの理由で選択したことが後でいい思い出に変わるなんてことはまずありません。

自分がどうやったら幸せや充実感を感じるのか、それを感じるためには「満員電車に乗って出社するのもまあ仕方ないか」と自分の中で納得感を持つことがストレスを軽減する1番の対策となります。

この納得感を持つというのは他の様々なストレスに対しても非常に有効な手段なので、ストレスを感じたとき、自分で選んだと納得できるような仕事や生活を送っていきましょう。

納得感を得るためには目標を決めて、その目標の為のストレスだと納得できれば大きなストレスを感じずにすむため、人生で達成したい目標を明らかにしておくのもおすすめです。

ではまた次の記事でお会いしましょう。