人生の目標がない。
特にやる気もないまま、何となく毎日を生きている。
人生の目標がないと、惰性で毎日を過ごしてしまい気づいたら老後。。
自分の人生に満足感もなく、惰性で残りの人生を消費するだけ。。なんてことになりかねません。
でも実際問題、自分の人生の目標を聞かれて答えられる人は少ないのではないでしょうか?
そこで今回は、「自分が本当にやりたいこと」や「人生を懸けて達成したいと思える目標」を見つけるための5つの質問について解説していきます。
人生の目標を見つける本質的な5つの質問
それでは、実際に人生の目標を見つけるための5つの質問について紹介していきます。
この5つの質問は、シンプルですが順番に答えていくと自分の本質に迫れる字面以上に本質的なものになっています。
ただ、実際にやってもらうとわかるのですが、頭で考えるだけと実際に書いてみるのとでは、具体性が全然異なってくるので、ぜひ質問の答えを紙に書きながら読み進めていってください。
では、スタートです!
Q1. 今後やりたいと感じていることは何ですか?
まずは簡単な質問です。
このあと質問を繰り返して深掘りしていくので、特に思い浮かばなければ、早起きしたいや、ランニングを習慣化したいなど日常生活レベルでも全然大丈夫です。
なるべく気軽に自分がやりたいなと思うことを書いてみて下さい。
ずっとやりたかったけど、時間がなくて出来ていなかったことなどを書くのもおすすめです。
Q2. それをやりたいのはなぜですか?
Q1で答えた内容をやりたいと思う理由について書いてみて下さい。
例えば、Q1.の答えがダイエットであれば、痩せたいであったり、周りから太っていると馬鹿にされたくないなどで大丈夫です。
眠っている価値観を明らかにしていく部分なので、それをしたい理由を正直に書いて下さい。
Q3. それを得る、もしくは達成することでどうなりますか?
Q1.2で現在やりたいと思っていることと、なぜそれをやりたいのかが明らかになったと思うので、次はそれを達成したときにどうなるかを考えて下さい。
先程の例がダイエットだったので、ダイエットで例えると、痩せて着たかったおしゃれな服が着れるようになる、健康になるといった答えが出てくると思います。
ここは、成功した姿やメリットを具体的にしていく質問なので、得られるものや出来るようになることを出来るだけ多く具体的にリストアップして下さい。
Q4. ではQ3までの目標が全て達成できたら、あなたは次に何をしたいですか?
これまでの質問で出てきたやりたいことや、やりたかたことを全て達成できたとイメージしてください。
そして、その達成したことを踏まえて次にやりたことを考えてみましょう。
ここで出てくる目標はQ1.に比べて規模感の大きなものになっていると思います。
ここで出てきた目標がQ1同様、日常生活レベルだった場合
これまでのやりたいことが自分の本当にやりたいことに繋がらない可能性が高いので、もう一度Q1から質問をスタートしてやりたいことを深掘りします。
これまでの目標に比べて大きな目標になってきた場合
Q4で出たやりたいことについて、それを達成したらどうするか?を考えてみて下さい。
さらにその後、その目標を達成したら次に何がしたいかQ4の質問に戻って、自分の欲が無くなるまでQ4の質問と、達成したらどうなるかを深掘りしていきます。
Q5. 最後の質問です。では、あなたが本当にしたいことは何ですか?
Q4でやりたいことと、それが実現したらどうなるかの質問を繰り返していくと、どこかで目標が出なくなるときがやってきます。
そのときの目標こそがあなたの欲の到達点であり、人生でやりたいと感じている本当の目標です。
ここまで来ると、意外と「あ、自分ってそんなことがしたかったんだ」と驚かれる人も多いです。
もしくは、「あ~、子供のことそんなこと思ってた気がする」と懐かしむ人もいます。
如何に普段自分の心に蓋をして生きていたか感じていただけたのではないでしょうか。
この5つの質問はシンプルな分、本気で考えると頭を使う質問なので結構疲れたのではないでしょうか。
では最後に、この本当の目標を実現するための注意点について紹介します。
せっかく見つけた人生の目標を忘れずに実現する方法
今回せっかく考えて見つけた人生の目標ですが、「あ~、自分はこれがやりたかったんだ」と思うだけでは、またいつもの日常に逆戻りです。
自分の人生を有意義なものにして満足して生きて生きたいのであれば、この目標を忘れないようにすることが大切です。
ちなみに、おすすめの方法は紙に書いて毎日朝と夜に確認することです。
普段の毎日が忙しいと自分の目標に対する努力はどうしても後回しになってしまいます。
そして、多くの人はまた人生の目標を忘れて、惰性でいつもの毎日を生きていくことになります。
そうなることを防ぎ、自分の本当の願いや目標を叶える努力を継続するためにも、まずはぜひ「目標を毎日確認する」ことを習慣化してみて下さい。