キャリア

仕事がつまらないと感じる「あなたの本当の理由」の見つけ方

「あ~この仕事つまらない」
「もっとワクワクするような世の中を良くする仕事がしたい」
「つまらない上に残業ばっかりで地獄」

仕事をしていてこんな風に感じたことはありませんか?

私の場合、最初はつまらなくても続けていくと楽しくなっていくことが多かったですが、続けても続けても延々とつまらない仕事もありました。

しかし、このつまらないと感じる理由を完璧に説明できる人は少ないです。

「やりがいがないから」と答える方も多いですが、じゃあ「どうしたらやりがいを感じるのか」という質問には答えられなかったりします。

「なんとなく毎日仕事がつまらない」と感じているままではどこを変えればいいのかわからないままなので、仕事がつまらない状態がずっと続いてしまいます。

そこで今回は、私自身の経験と海外での研究内容を踏まえて、「どうして仕事がつまらないのか」という本当の理由と、つまらない仕事から抜け出すために自分でやっておくべきことを解説していきます。

仕事がつまらないと感じる本当の理由

いつから仕事がつまらないと感じていますか

仕事がつまらないと感じるようになったのは、いつからですか?

1週間前とかなら、一時的にモチベーションが下がっているだけという可能性もあるので、しばらく働いてみたり、なぜ自分がその仕事をしたいと思ったのかを思い出すことで、やる気が復活することがあります。

一方で、半年や1年もしくは数年以上その仕事をつまらないと感じているのであれば、このまま仕事がずっとつまらないまま続いていく危険性があるので、つまらない仕事の抜け出し方まで見ていただきたいです。

つまらないままで時間だけが過ぎていく原因

つまらないとわかっている仕事をずっと続けている理由として多いのが、
「転職すると待遇が悪くなってしまう可能性があるから、今の状況を受け入れている」
「仕事がつまらなくても何事もなく安定した生活を送れればいい」といった回答です。

自分だと特に違和感なく答えている方も多いですが、客観的にみると凄い誤解の中にいることがわかると思います。

このような回答をする人は「今の仕事を続ければ、不満はあるけど今のように安定して暮らせる」と考えている傾向にありますよね。

つまらない仕事を我慢する=安定という誤解

つまらないと感じる仕事の多くは、自分の成長やスキルアップに繋がらない、悪く言えば、覚えさえすれば誰にでも出来る仕事であることが多いです。

このような仕事を我慢して続けて歳を重ねたとしても、いざというときに会社は守ってくれません。
むしろ会社の業績が傾いたときに真っ先に切られるのは、この我慢してつまらない仕事を続けていた人達です。

仕事はつまらないけど、我慢すれば安定した生活が送れるからという考え方が1番危険だということは心に留めておいてください。

つまらない仕事がずっと続く本当の理由


仕事がつまらないということを少しでも受け入れて働いていると、無自覚のうちに毎日の何の変哲もない同じような仕事だと感じるようになります。

1番怖いのは、この生活に慣れてしまうと無意識のうちに自らそうなるように振舞ってしまうことです。

人間というのは無意識のうちに変化を嫌うようにできており、リスクを取るぐらいなら今の状態がこのまま続けばいいと感じるようにできています。

仕事がつまらないことを受け入れ毎日が単調でつまらないと思って生活をしていると、いつのまにか自分自身でつまらない単調な毎日にしてしまうようになります。

全く同じ1日が存在しないことは想像に難くないと思いますが、
「先週の仕事と今日の仕事で何か違うと感じたことはありますか?」と聞かれたとき、あなたはすぐに答えられますか?

もし答えられないのであれば、あなた自身が無意識のうちに今日の仕事もどうせつまらないと思って1日を過ごし、本来であれば気づいていたはずの変化にさえ気づかずに仕事するようになっている可能性が高いです。

「同じだと思っている景色も、実は毎日違うもので、自分が同じように見ているにすぎない」という言葉もあるように、変化は怖いから今のつまらない状況を続けることを自分で受け入れてしまい、つまらないつまらないと思っているから毎日もつまらなくなるというのが、多くの人に共通する仕事がつまらない本当の理由だと言えます。

つまらない仕事から抜け出すために自分で答えを出しておくべきこと

理想の仕事の条件を明確にする

自分がどういう仕事をするのが理想なのかをはっきり自分自身で理解しておかないと、何をやっても物足りなさやつまらないという思いを抱いてしまいます。

会社員として働く以上、自分の好きな仕事だけやっていればいいというわけにはいきません。
とはいっても、自分はこういうプロセスを経る仕事が好きであったり、どんな仕事だったら時間を忘れて没頭できるかなど、仕事の流れの1部分だけとかでもいいので他人に説明できる状況にしておくことが必要です。

これは転職を考えるときにもかなり役に立つので、ぜひ自分なりの答えを出しておくことをおすすめします。

まずは自分が何を楽しいと感じるかを書き出す

自分はどんな仕事だったら没頭できるかという質問に対してすぐに答えを出すのは難しいと思います。

そこでおすすめしているのが、仕事で少しでも楽しいと感じることがあったら、どんなささいなことでもメモしておいて、家に帰ってなんで楽しく感じたのかを分析することです。

いきなり何もなしにどんな仕事が理想かと聞かれると、「残業がない仕事」「待遇がいい仕事」と答える方が多いですが、残業がなく待遇がよかったとしても、1日の大半の時間を使う仕事の中身が自分の興味や関心と全く関係がなかったら、仕事を変えたとしてもつまらないと感じる状況は何一つ好転しません。

どうやったらつまらない仕事から抜け出せるかを考えるためにも、自分がどういうことが多いとその仕事のことを楽しく感じるかを日々の仕事から見つけてみて下さい。

最後に

年金や社会保障の問題もあり、これからどんどん定年までの期間は伸びていくということは容易に想像できます。
そして、それだけの長い時間をつまらないと感じる仕事に費やすのは人生における大きな損失です。

仕事をつまらないと思う理由をはっきりさせ、どんな仕事が多ければ自分は楽しく感じるのかを自分の中で明確にしておくことが仕事がつまらないことと感じる生活から抜け出す第一歩です。

もし今すぐに仕事を変えなければいけないというほど追いつめていないのであれば、今の仕事でなるべくたくさんの業務を試してみて、自分が本当に楽しいと思える仕事を見つけた後に転職を考えるというのも一つの手です。

いろいろやってみたら、その仕事が面白くなったということもよく聞くので、つまらない仕事から抜け出すためにも、まずは1日1つでいいので新しいことに手を出してみませんか。

いろいろやった結果、今の仕事がつまらない場合


「いろいろな業務をやってみたけど、結果として今の仕事がつまらない」という方は、今すぐキャリアコンサルタントに相談して今の状況を少しでも変えるために転職を視野に入れるべきか相談するのもありです。

転職サイトに登録して相談すると、基本的に転職した方がいいですよという流れに持っていかれることが多いので、仕事が楽しくなるなら転職しなくてもいい。という方は最近話題の広告や紹介料で稼ぐことを目的としていないゲキサポのような転職サイトで相談することをおすすめします。

人生はつまらないことが一つまた一つと続いていくわけではありません。一つのつまらないことが「何度も」繰り返されているだけです。
今を変えるには自分で動き出すしかないので、まずは1歩動いてみましょう。
あなたの転職を売り物にしない|ゲキサポ転職で無料相談

なりたい自分になる方法【人生を変える小さな習慣】大人になると、自分を押し殺して我慢しなければならない場面が増えますよね。 「なりたい自分」になって自分らしく毎日を楽しく生...