世の中には、頑張ってる分だけ報われて幸せに暮らしている人と、頑張っても報われず損をしながら生きている人の2パターンがありますよね。
誰しも「俺の方が頑張っているし成果も出しているのに、なんであいつの方が評価されるんだよ」と思った経験が1度はあるのではないでしょうか。
これからの長い人生、どうせなら頑張った分評価されたいですし、努力をしても報われない損ばかりする人生は送りたくないですよね、
今回は、頑張ったのに報われない人の原因と特徴を紹介し、報われずに損をするのを防ぐ対処法まで紹介していきますので、これから損をしないために自分にも当てはまっている特徴がないか一緒にチェックしていきましょう。
頑張っても報わない人の原因と対処法

誰よりも多くの時間を割いて頑張っているのに報われない
原因:とりあえずで動いてしまい効率が悪い
努力したり頑張ったりすることは、頑張っていない人よりも多くの知識や経験を得ることができる良いことです。
そこに疑いの余地はありませんが、努力や頑張りを結果に結びつけようと思ったら、ただやみくもに頑張ればいいという考え方は捨てなければなりません。
「あの人、いつも頑張ってるのに全然報われなれないな」と周りから思われる人に共通する特徴として、努力量は凄いけど、いざ質問したり何かをお願いすると全然いい答えが返ってこないということがあります。
こういう人が陥りがちなワナとして、「今は上手くできてないけど、とりあえずがむしゃらに頑張っていればいつか出来るようになるさ」と考えていることが多いです。
経験上、こういう考え方の人は歳を重ねても努力した割にずっと報われないままです。
そして、周りから「あいつ頑張っている割に全然だめだな」という烙印を押されてしまうと、良いことであるはずの努力が、その人の評価に関しては”無駄“だと捉えられてしまい、頑張れば頑張るほど「あいつは効率の悪いやつだ」と評価されてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
あなたの周りにもそんな方がいませんか?
もしくはあなた自身がこの悪循環にはまっている可能性はありませんか?
対策:努力に大事なのは量だけじゃなく方向性
せっかく頑張ったのに報われるどころか、効率の悪いやつだと評価されるなんてことは意地でも避けたいですよね。
とにかく動き出してしまい頑張ったのに報われていないと感じている方に意識して欲しいのは、せっかくの努力も方向性を誤ると時間の無駄になってしまうことがあるということです。
例えば、料理が上手くなりたいからといって、ただ美味しいレストランで美味しいご飯を食べ続けていても、料理が上手くなることはないですよね。
料理を上手くなるためには、美味しい料理について知らなければならないということはわかります。しかし、料理を作る練習をせずに料理を食べ続けているだけではいつまで経っても上手な料理は作れないですよね。
仕事などでも同じで、一見すると目標を達成するために必要な努力にみえても、それを頑張ったところで目標の達成にはほとんど近づかないというケースがよくあります。
先程の例だと、レシピを調べて自分で料理を作ってみるのが目標を達成する1番の近道なはずです。
実際に作ってみて、何か違うなと思ったところに関しては、美味しいレストランに食事にいき自分の作った料理との違いを比べてみるのもいいでしょう。でも、そればっかりじゃだめだということは容易に理解できますよね。
仕事だとこの成果に繋がりそうだけど、実は本質を外れている努力というものが多く存在します。
このような努力をいくら続けても、求める成果は得られませんし頑張った分だけ報われるということはまずありません。
あなたがもし頑張った分だけ報われたいと願うのであれば、いまやっている努力が本当に自分の達成したいことに繋がっているのかをもう一度考え直してみて下さい。
このときにもう一つ注意して欲しい対処法として、頑張った分だけ報われたいのであれば、どうすれば少ない努力で努力以上に報われるかを考えた方がいいです。
現実問題、何かをやるとなると何かしらのトラブルや突発的な対応で思ったように進まないということは多々あります。
そのため、最初から少ない努力で報われるための効率のいい方法を考えておくと、忙しくなったり時間がとれなくなったときでも、結果として頑張った分だけしっかり報われる結果に繋がることが多いです。
自分より努力も結果も少ない人の方が評価される

原因:あなたの努力が評価者に伝わっていない
「自分より要領悪いし結果も出していない人の方が周りから評価される」
「会社によっては、上司と仲が良いという理由だけでその人の方が評価される」
こんなことは社会に出てみるとザラにありますよね。
私も入社1年目の時に、日本の企業はこんなにも人間関係で評価が変わるのかと愕然としました。
しかし、仕事は人と人との繋がりや協力なしでは進みませんし、会社が数字で評価をするという方針を掲げていたとしても、人間関係の好みや印象で評価というものは変わってしまうものです。
こればかりは人間が評価している以上、ある程度仕方のないことだと諦めるしかないのかもしれません。
では、この評価者(多くの場合は上司)に対して、どうしたら良い印象を与えることができるのでしょうか。
評価者の好みや印象でも評価が変わると言いましたが、今の時代は誰でも理解できる客観的な評価というものが重視される傾向にあります。
そんな中で、同じような成果をあげた人が2人いた場合、評価されるのはどちらの方でしょうか。
恐らくそれは、より頑張っていると評価者に思われていた方です。
近年では転職へのハードルが下がり、企業も優秀な人材が中途退社などで抜けることに対して非常に強い危機感を持っています。
そんな中で同じような成果の部下いた場合、評価されやすいのは、より辞めにくく長く働いてくれそうな方ではないでしょうか。
そして、それを判断する基準になるのは「どれだけ仕事に対して熱意を持って頑張ってくれていると感じているか」という評価者の主観です。
対策:アピールやパフォーマンスも時には必要
評価理由に「どれだけ頑張っていると評価者が感じているか」という主観が入ってくる以上、頑張ったのに報われないのを避けるためには、「頑張っている」と思わせることが重要になってきます。
昔であれば、とにかく遅くまで残業して次の日も朝早くから働くといった生活をしているだけで、あいつ頑張っているなと思われていたみたいですが、働く改革が叫ばれている今、遅くまでをやるのは逆効果になる可能性があります。
それよりも、与えられた仕事に対して自分なりの+αをつけてみたり、若手のうちであれば自分から提案したり意欲的に働く姿勢を見せるというのも上司には有効に働きます。
特に、周りと違うということは良くも悪くも目に留まるので、周りがだるそうに働いている中で一生懸命に働いているというだけでも高く評価されることが多くなります。
頑張った分だけ報われるためには、周りからどう見られるかという“自分の会社でのポジショニング”も非常に重要です。
また、この人は仕事が出来るといった印象もあなたの努力に対する評価に影響するので、頑張った分はしっかり報われたいと願うのであれば、周りの評判も意識した方がいいです。
周りの評判の重要性については、評価されるために必要なのは、まず評判!?生きやすくするコツ教えますで解説しています。

上司や周りの評判が大事なのはわかるけど、自分はそんな周りの目なんて気にせずに自分なりに頑張って成果を出して報われたいという方は、結局、この2つ。「上司に媚びない」のに出世する人の特徴に自分を持って働いて努力が報われるための方法を書いています。



最後に
頑張っても報われないという悩みを解決するために、頑張っているのに報われない人の特徴と対処法について紹介してきました。
自分の経験上、この人頑張っているのに評価されないなという人や、せっかくの努力が評価されず報われていないなという人は大きくこの2パターンに分けられると思います。
ただ、1つ覚えておいて欲しいことは「真面目に頑張ることは悪いことじゃない」ということです。
理想は、頑張った分だけきちんと努力が報われることですが、悲しいことに正しく頑張ったとしてもそうならないことはあります。
それでも、頑張ったという経験はのちに活きてきますし、ひょんなことから以前は頑張ったけど報われなかった努力が役に立つこともありますので、頑張ること自体は諦めずに継続すべきことだと思っています。
とはいっても、頑張ったら頑張った分だけ報われるというのが1番良いことには違いないので、自分の頑張りがきちんと報われる方向に働いているのかをチェックしつつ、少しでも報われる量が多くなるように一緒に頑張っていきましょう。