ストレス対策

【心の安定が欲しいなら】職場の居心地が悪いときの簡単で効果的な処世術

なんか気まずいし早く帰りたいな。。
職場で悪口が横行していて、自分も陰口を言われてるんじゃないかと気になる。。

会社の居心地が悪いと常に周りに気を遣ったり、本来必要ないところも気にしなければならず仕事にも集中できなくなることも多いですよね。

そこで今回は職場の居心地が悪いときに試して欲しい方法として、ベンジャミン・フランクリンが実際に政治活動で使っていた人心懐柔の方法を基にした処世術を紹介していきます。

ベンジャミン・フランクリン
アメリカ合衆国政治家外交官著述家物理学者気象学者。を用いた実験で、電気であることを明らかにしたことでも知られている。現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている他、ハーフダラー銀貨にも1963年まで彼の肖像が使われていた。

この処世術は簡単なのに非常に効果があります。

仲の良い職場や友人間では頻繁に行われているのに、居心地の悪い職場では見られにくい方法となっているので、ぜひ最後まで読んで効果を把握したうえで実践してみて下さい。

職場の居心地が悪い理由

職場の居心地が悪い理由として失敗やミスが許されない雰囲気があったり、上司同士の中が悪くて部下がとばっちりを受けているなど様々な理由があります。

しかし、職場全体の居心地が悪い原因を解消しようとするのは正直個人では難しいですし、自分ではどうしようもない問題もあります。

そこで今回の記事では、職場の人があなたに対して抱くイメージを自分にとって都合が良いように変容させ、まずは自分にとっての職場の居心地が良くなる方法に絞って紹介していきます。

職場の居心地が悪いときに敢えて行うべき処世術

居心地が悪いときほど周囲に助けを求めるべき

職場の居心地が悪いときに実践して欲しい行動はずばり「誰かに何かを依頼して相手に自分を助けたという実感を持たせる」ということです。

実は、私達は人を助けると、その人に対して好意を抱くという性質があります。

例えば、世の中では1人でバリバリ仕事が出来る人よりも、どこか抜けていて周りのサポートが必要な人の方が好かれたり、手間のかかる子の方が可愛く見えるのもこの性質によるものです。

ちなみに、このお願いごとをすることで自分に対する印象を良くするというのは、アメリカの偉大な政治家であるベンジャミン・フランクリンが政治活動中に実際に使った手法だということから、フランクリン効果と呼ばれています。

実際に100$紙幣に顔が印刷されるぐらい成果を残している人が使っていたというだけでも、この効果の有効性がわかりますよね。

フランクリン効果の原理

フランクリン効果は認知的不協和という社会心理学の知見に基づいて説明できます。

認知的不協和とは「人は自分の行動と感情や思考が一致していないとき、ストレスや不快さを感じ、感情や思考を行動に合うように無意識のうちに変化させる」というものです。

この効果の凄いところは、無意識に考え方や感情が変わるということで、この変わった感情や思考に合うように過去の感情すら変えてしまいます。

フランクリン効果による職場の居心地改善メカニズム

ではフランクリン効果による認知の変化を上司の頭の中から解説していきます。

  1. 特に好きでもない後輩から仕事を頼まれた。めんどくさい
  2. なんで好きでもない後輩の仕事をめんどくないのに助けているのだろうか?
  3. 別に助けたいと思っていない(感情)のに、助けている(行動)現状に違和感があり気持ち悪い
  4. 脳が違和感を取り除くために無意識のうちに思考や感情を変えようとする
  5. 脳がそのめんどくさい行動をしているのは、その後輩のことを助けてあげるレベルには好きだということにしようと助けている行動を正当化するために感情を変容させる
  6. 認知的不協和(思考や感情と行動が一致していない状態)が解消され、違和感やストレスが解消される
  7.  最終的に変容した感情(自分に対する好意)だけが残るので、自分に対する態度も良くなり職場の居心地が改善される

ざっくりこんな感じです。

簡単に言うと「行動が感情を作り出す」ことで自分に対する相手の感情を変えて行きます。

ただし、断られすぎると、自分はこの人の依頼を基本的に断っている(行動)、ということは私はこの人のことが嫌いなんだ(感情)という自分に都合の悪い感情の変容が起こることもあるので、お願い事をするタイミングなどは慎重に見極めましょう。

お願いが小さすぎると変容する感情は少ないですが、お願いの面倒さが大きすぎるとそもそも依頼を断られる可能性があるので、最初は簡単なお願い事から始めて徐々に大きなお願いをすることをおすすめします。

居心地が悪いときに陥ってしまう逆効果な行動

行動に対して感情や思考が変化するというのは、上手く使えば強力な武器になりますが、逆に言えば使い方を間違えると自分にとって非常に都合の悪い効果をもたらします。

例えば、職場で居心地が悪いからと上司や同僚とのコミュニケーションを減らし自分一人で仕事をしていると相手の頭の中では、
他の人に比べてあの人とのコミュニケーションが少ない(行動)
ということは私は他の人に比べてあの人のことが嫌い・苦手なんだ(思考・感情)
というように都合の悪い方向に感情が変容してしまいます。

居心地が悪い職場で上司に何かを依頼したり、コミュニケーションを積極的にとることがストレスだということは痛いほど理解できます。

しかし、だからといって一人でばかり仕事をしていると周りの人もあなたに対してネガティブな感情を抱き、さらに居心地が悪くなるという悪循環に落ちいってしまうので注意が必要です。

自分にとって生きやすい環境を作ることが大事

今回は社会心理学の手法から職場の居心地を良くする処世術としてフランクリン効果を紹介しました。

居心地よく働くためには人間の行動習性や傾向を行動心理学の観点から勉強したり、自分の強みや得意なことが活かせる分野で働くことが大切です。

居心地が悪い職場で辛い毎日を受け入れて生きていくのではなく、少しでも朝起きるときの苦痛を減らせるように少しずつでも自分から動いて変えて行きましょう。