仕事は「やりがい」と「得意なこと」どっちを優先して選べばいいんだろう。
就活や転職など仕事に関して悩んだ時に必ずぶつかる悩みだと思います。
一般的には「やりたいこと」や「やってきたこと」をベースに仕事を考えた方がいいと言われます。
しかし、そうして就職したはずの大人達が楽しそうに仕事をしている姿を周囲で見ますか?
そこで今回は、ストレスで病気になることなく、周りに認められ必要とされながら仕事をしたいなら「やりがい」よりも「得意なこと」を選んだほうがいいという理由を解説していきます。
また、最後に「自分の得意なこと」の見つけ方についても紹介しているので、得意なことで働きたいと感じてもらえたらぜひ最後まで読んでみて下さい。
仕事は「やりがい」よりも「得意なこと」で選ぶべき3つの理由
向いていないことを頑張っても得意で頑張っている人には勝てない
そもそも論として、人間には誰しも得手不得手があります。
そして、自分の苦手なところでいくら頑張っても、得意でやっている人に勝つことは難しいです。
もし仮に勝てたとしても、得意なうえに努力をしている人には絶対勝てません。
「いやいや、そんなことない。努力こそ肝心だ」と思う方もいると思いますが、そんな方は学生時代のことを思い返してみて下さい。
成果を出すのは得意なことを努力している人
あなたは学生時代、何かに打ち込んだ経験はありますか?
ここでは一旦、部活動(スポーツ)を例にして話していきます。
ではここで、何かに打ち込んだことがある人に質問です。
あなたは今、そのスポーツを仕事にしていますか?していないのであれば、それはなぜですか?
私も含め多くの人は学生時代の部活を仕事にしている人は少ないでしょう。
答えは簡単です。
もっと上手い人が大勢いて、努力してもプロになるのは無理だと感じたからではないでしょうか。
努力だけでは限界がある
もちろん、努力を否定するつもりはありません。
むしろ努力は実るものであり、何かを成し遂げるには必要不可欠なものだと思っています。
しかし、人間に向き不向きがある以上、自分の得意なところで頑張った方が成果も出やすいしストレスなく働けるのも事実です。
得意なことは基礎レベルから違う
例えば、誰しも才能と努力をレベルで測れるとすれば、同じ努力量でも
苦手なこと(10Lv)+努力(30Lv)=合計40Lの人
得意なこと(40Lv)+努力(30Lv) =合計70Lvの人
仕事は様々な要素が絡み合ってくるので、一概には言えませんが上記みたいなことは普通にありえます。
周りに要領が良い人はいませんか?
むしろ、得意なことなんかは要領よくこなせるので特に頑張らなくても人並み以上に成果を出せたりすることすらあります。
自分をできない奴だと思いながら仕事をするのは辛い
人間には承認欲求というものがあり、これが満たされないと劣等感や無力感に包まれます。
誰でも褒められれば嬉しいですし、どうせ働くなら周りの人に評価されながら働いた方が楽しいに決まっていますよね。
逆を言えば、誰からも評価されず出来ないやるというレッテルを貼られて仕事をするのは精神的にも相当きついです。
周りに認められないという状況が続くと、自分は必要ないんじゃないかと考え、精神的に病んでしまう可能性も高まります。
得意なことを頑張っていれば、やりがいは後からついてくる
やりたいことよりも、得意なことを頑張った方が成果に繋がりやすいことは前述しました。
そして、成果が出ると周りの人は結果を出しているあなたを頼ることが多くなります。
頼られて悪い気がする人はいませんし、頼られたことでさらに成果を出すと、自分の得意なことをさらに強化する機会が増えるうえに感謝されるという好循環が起きます。
やりがいに必要なのは「感謝されること」
「得意なことで頑張った方がいいことはわかった。でも、やりがいがなければ頑張れない」という方もいると思います。
しかし、実はこのやりがいを感じるために1番大切なことは「周りからありがとうと感謝されること」だと言われています。
一般的には、やりがいとは「周りからの評価」や「給与」を指すことが多いです。
しかし、実際に仕事にやりがいを感じている人は「評価」や「給与」以外のことを重視している傾向があり、評価や給与などの一時的なものよりも周囲から必要とされることこそがやりがいに繋がると言えます。
自分の得意なことがわからない場合
そうはいっても自分の得意なことがわからない・・・
そんな方もいると思います。私もそうでしたし周りを見てもそうなので、むしろそっちの方が多い気がします。
とはいえ、得意なことなら何でもいいというわけでもなく、誰かの役に立ったり人より優れていることが前提で自分の得意なことを見つける必要があります。
そこで、最終的にやりがいにも繋がるような得意なことを見つける方法を手順ごとに紹介していきます。