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仕事のストレスが限界だと感じたら・・【注意すべき症状3選】

この記事を読まれているということは、仕事のストレスでもう限界。。と感じているのだと思います。

日本人は真面目な人が多く、自分が休んでしまった時の迷惑を考えて本当はきついのに休めず働いて心身を壊してしまう方が多いです。

実際、厚生労働省の調査でも現在の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスになっていると感じる事柄がある」と答えた労働者が58%となっています。

つまり、2人に1人は仕事に対して強いストレスを感じています。
(参照元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/h30-46-50b.html)

ストレスの怖いところは、自分ではまだ大丈夫だと思っていても実は体はとっくに限界で気づいた時にはもう手遅れというケースです。

体がずっとだるい、吐き気がする、体重が増減したなど、慣れて気づいていないだけで危険なサインはもうずっと出ているかもしれません。

そこで今回は、ストレスの段階と段階別ストレスの典型症状をを紹介していきますので、手遅れになる前に、あなたの生活で当てはまる症状がないかチェックしてみて下さい。

知っておきたいストレスの3つの段階

このサインを出始めたらストレスの初期段階「警告期」

この段階では、ストレスを感じているという自覚はあまりないことが多いのですが体が密かにサインを出し始めている時期です。

代表的な症状として以下の3つが挙げられます。

疲れが取れにくくなった

なんだか最近疲れがとれにくくなったな」と感じていませんか?

歳のせいかなと済ませがちですが、ストレスに対して体が悲鳴を上げ始めているサインかもしれません。

一度しっかり休んでみて、それでも疲れがとれないようならストレスへの対策を考え始めた方が良いでしょう。

たくさん寝ても眠気がとれない

寝ても寝ても眠い

睡眠不足でもないのに日中から睡魔に襲われ始めたら要注意です。

体がストレスへの抵抗として眠ろう眠ろうとしている可能性が高いです。

ストレスが溜まってくると急に意識を失うように寝てしまうこともあり、運転中などに突発的に睡魔がきてしまうととても危険です。

ストレスにより逆に眠気が過剰になる過眠症や、躁うつ病になる可能性もあるため、眠気に異常を感じたら早めに病院に行くようにしましょう。

ちょっとしたことでイライラする

今までは何ともなかったのに、ちょっとしたことでイライラし始めたら注意が必要です。

ささいなことでイライラするのはストレスで周りのことを考える余裕がなくなっている証拠です。
この場合、心身共に疲れ切っていることが多いため思い切って休みをとることがおすすめです。

イライラを抑える技術を勉強される方もいらっしゃいますが、そのイライラが性格的なものではなくストレスによるものだとしたら完全に逆効果です。
イライラを抑えるよりもイライラの原因となっているストレスを解消することが必要です。

いつ病気になってもおかしくない「抵抗期」


文字通りストレスに対して心身共に抵抗し始める時期です。
通常は様々な方向に対して働いているストレス抵抗力を、特に強いストレスだけに集中している状態とも言えます。

つまり、他のストレスに対しては抵抗力がなく何かのきっかけで一気にストレスに押しつぶされることがあります。

表面上はストレスがなくなったように見えることもありますが、いつ壊れるかわからない綱渡りの状態であることが多いとても危険な段階です。

食欲が変化する

ストレスと聞くとイメージされやすいのが、暴飲暴食拒食だと思います。
このような症状が出ている時は本人の意思にかかわらず体が限界に近付いているサインです。

食欲が異常ということはつまり、体に負担をかけて満足感を得ている状態であるため非常に危険だということが想像できると思います。

もし最近食事の量が急激に増えたり減ったりしている場合は、今すぐ会社を休むか病院に行くなど処置をする必要があります。

何をしても全くやる気が起きずボーっとしてしまう

何をしてもやる気が起きない

こんな症状が出た場合、うつ病になりかけている可能性があります。
ストレスで体が限界に達しており、何かに興味を割けるほど精神的にも余裕がなく追いつめられた状態とも言えます。

辛いけど病院にいく気力すらないという症状に陥ることも多く、そのまま自分で抱え込んでしまい壊れてしまう人も多いです。

この段階にくると自分から行動して回復しようという発想すらできなくなってしまっているため、周りのサポートが必要となります。
周りにそういう症状が出ている方がいないか注意してあげてください。

専門家による治療が必要な「疲憊(ひはい)期」


ストレス刺激に対して心と体が限界を迎え、場合によっては生命の危険がある状態です。

「今までできていたことが出来なくなる」
「自分が何をしていたのかわからなくなる」
など自分が自分でないような状態に陥ってしまうことがあります。

この段階まできてしまうと、自力で回復することはほぼ不可能で、専門家による治療が必要となります。

うつ病などもこの疲弊期に含まれており、朝吐き気がしたり、急に涙が出てきたりした場合は疲弊期に突入しかけている可能性が非常に高いです。

この段階に来る前にストレスから離れてしまうことが重要です。

最後に


当てはまる症状はありましたか?
もしあなたが今ストレスを感じている自覚があり、当てはまる症状がある場合は手遅れになる前にストレスから離れることをおすすめします。

仕事のストレスから離れるというと転職を思い浮かべる方も多いと思いますが、転職以外にも上司に相談して部署や配属地を変えてもらうなどの方法があります。

ストレスで限界が近づいているとエネルギーに余力がないため大きな行動を起こすのも困難なことが多いです。
ストレスの原因を見極めて一番ハードルの低い方法でストレスから離れる行動から始めてみませんか。

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