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【現代の価値観】出世に興味ない若者が増える理由と20代のための生き方を解説

テレビやニュースで「最近は出世興味ない20代の若者が増えている」という言葉を聞いたことはありませんか?

実際に私の周りでも「出世よりも自分が幸せだと思うことをしたい!」という人が多いです。

私も自分の時間を大事にしたいタイプなので、同年代としてもその気持ちは痛いほどわかります。

ただ、危険だなと思うのは「出世に興味ないから仕事中は時間が過ぎるのをだらだら待って、仕事の後も特に何もせずYouTubeをボーっと見て1日を終える人」です。

出世することが全てではないという価値観には共感しています。
ただ、出世意欲が無いからと私生活もダラダラしていると、将来落ちぶれて取り返しのつかない脱落人生を送る危険性が高くなるのも事実です。

そこで今回は、20代の若者が出世に興味が無いと感じる理由だけでなく、出世に興味が無くても仕事を続けていかないといけないない中でどうしたら自分の人生に満足できるのかについて紹介していきます。

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実はこれ!20代の若者が出世に興味ないと言われる3大理由

会社に尽くせば報われるという価値観の崩壊

年配の方と話していると良くあるのですが、

「私が若い頃は家庭も顧みずに仕事を頑張ってきた。今の若者はやる気がない気がする」

いう主張。

昔はそういう会社のために自分を犠牲にしてでも働くことが正義という価値観が多数派だったのかもしれません。
でも、今の20代はそんなに会社に対する信頼感はありません。

「会社のために尽くしてもいざという時に会社は守ってくれない」ということを薄々感じ取っている人が多いのです。

実際、誰もが名前を聞いたことのある大企業ですら40歳以上の早期退職を勧めているのが現実です。

会社のために働いても、いざ会社が傾いたら容赦なく切り捨てられるという現実を目の当たりにしているのに、妄信的に会社で出世することが全てだなんて思う若者がいないのは当然ですよね。。

仕事の時間よりも充実して過ごせるプライベートの時間が大事

「飲み会に行きたいないと答える若者が増えた」
これも一昔前からネットやニュースで言われていることですが、根底にあるのは価値観の違いです。

自分の時間を犠牲にして興味のない仕事をするよりも、決められた時間は働いたのだから勤務時間が終わったら早く帰って自分の時間を満喫したいと考える20代は多いです。

また、仕事が嫌いじゃなくても残業して帰ったら寝るだけの生活は嫌と答える人も多いです。

出世しても大して給料が上がらないのに、部下のマネジメントとか労働時間だけ増えて自分の時間が取れなくなると感じているのも出世に興味がない一因と言えます。

頑張っても結局は年功序列という諦め

努力して成果を出したとしても、出世や昇給のスピードはあまり変わらず、結局は年功序列だという諦めも20代の若者が出世に興味がでない理由として大きいです。

大企業なんかはまさにそうで、能力に応じた昇給なんて言っていますが実際に行っている会社なんてほとんどないですよね。

それに、成果を出して周りの先輩たちを抜いて早期出世したとしても、僻みや妬みなどで人間関係で結局苦労する羽目になると感じている人も多いです。

こればっかりは世の中の空気が成果や能力至上主義にならないとどうしようもないのです。

頑張ってもそこまで報われない、たとえ報われたとしても本来仕事とは関係ない部分で苦労する羽目になるというのが20代の出世意欲を削いでいます。

出世に興味が無い20代が将来困らないために今日からやっておくべきこと

出世に興味が無いからとだらだら生活するのはNG

特に出世する気もないからと、今の給料でも生活していけるからゴロゴロしてyoutubeでも見ながら毎日を過ごしていませんか?

もしそうであれば、そんな生活は今日までにしてください。

人生の時間は限られているなんて当たり前のことではなく、脳の能力的に30代、40代では総合的な情報処理能力が落ちてしまうからです。

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後輩や年下の部下から見下される人生は辛い

投資や不動産で大儲けして配当だけで生活できるなら別ですが、出世に興味が無くても、生活していく上で働かないといけない方が大多数だと思います。

これから先何十年も会社員生活を送るうえで、後から入ってきた後輩や部下たちから仕事ができないやつだと見下され、みじめな生活を送るのは精神的にも辛いですよね。

自分のプライベートの時間も確保しつつ、仕事でもある程度のポジションを確立してストレスの少ない人生を送りたいのであれば、20代の限りある時間をだらだら浪費するのだけは避けましょう。

「でも、具体的に何をしたらいいの?」
という方に向けて、具体的に取るべきアクションを紹介していきます。

ダラダラを脱却するには自分なりのゴールを見つけて進むことが大事

人生の最後の瞬間、一番満足した人生を送ったと言える人はどんな人だと思いますか?

それは、自分の人生でやりたかったことをやりきった人ではないでしょうか。

私は将来、田舎で夜は星を見たりしながらお金の心配をすることなく四季を楽しみながら生活したいと常々思っています。

そのため私は正直、会社はそのための資金を集める手段であり、目標を達成するために頑張るための資金源として捉えて働いてます。

どうせ働くなら会社を利用する精神でいく


どうせ働かなくてはいけないのであれば、自分の人生の目標達成に役立つことをした方が自分のためになりますし、出世とかも考えず自分に必要だとおもう業務に集中できて一石二鳥です。

もし、自分の人生の目標が思い浮かばないという方は「自分の人生の目標の見つけ方」という記事で誰でも出来るワークを紹介しているので、ぜひ読んでみて下さい。

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将来のことを考えて今は自分の強みをとことん伸ばす

いざという時のために自分の市場価値を高めておきたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

ただし、市場価値を高めるために今需要のあるスキルを今から身に付けようとするというのは間違いです。

その理由は2つあります。

  • いま必要とされているスキルが、いざ自分が他に会社を探さなければならなくなった時も必要とされているかはわからない
  • そのスキルが自分に苦手なことであれば努力して身に付けても好きでやっている人には一生敵わない

ということです。

将来の安定を求めるなら20代のうちに自分の強みを見つけるべき

どんなことでもそうですが、最終的に1番結果を出す人というのは、得意なうえに好きで努力している人です。

例えば、サッカーでプロになるような人はどんな人でしょうか?
それはサッカーが得意なうえにサッカーが好きで努力を惜しまずに頑張れる人ではないでしょうか。

現実問題、いくらサッカーが好きでも、サッカーのセンスがなかったり努力ができなければプロになってお金を稼ぐことなんてできません。

スポーツでは皆が何となくわかっていることでも、仕事になると頑張ればなんとかなるといった認識に変わるのが不思議ですよね。

強みがあっても気づくのが遅れたら手遅れ!?


結果を出したり、市場価値を高めようと思ったら早いうちから自分の得意なことを見つけて強みを伸ばす努力をすることが1番です。

だって、40歳から始めて野球を始めて、そこからプロ野球選手になるなんて無理ですよね。

強みがあったり得意だったとしても、それに気づくのが遅いと手遅れになってしまうこともあるので、20代の今のうちに自分の強みを見つけて強みを伸ばすことが出世関係なく自分の人生を楽しむことに繋がります。

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これからの世の中で安定した生活を送るためには

副業や転職がどんどん当たり前になり、稼ぎ方や働き方が多様化している今の時代、出世や一つの企業に執着して生きるのはリスクでしかありません。

早いうちから自分のやりたいことや強みを見つけて、最終的にストレスの少ないことで満足感を持って生きていくためにも、出世という概念に囚われることなく常に自分に必要なことは何かを考えて毎日を生きていきましょう。